動物以外にも好きなものが多い父。
テレビを見る行為以外の全てが、面倒くさいポいもにとっては羨ましい。
麻雀や、囲碁・将棋・パズル・小説、漫画等の読書・ゲーム、昔はゴルフ・パチンコ等にも好きで行ってました。
パチンコに通っては、聞いた事も無いゲームソフトを持って帰ってくる。
なので昔の話ですが、ポあねとお金を出して、プレステとFFを買ってあげました。
ゲームはRPGが好きでPCを立ち上げ、攻略法のホームページを見ながらやっているのに何故かクリア出来ない父。
DSのドラクエを1000時間(!!)もやっていたのに、アイテムを集めきれていない父。
可哀想……
実家に住んでいた頃は、家族で外出すると父は、携帯・iPod・DS・小説を持ち、空いた時間は常に趣味の時間に当てていました。
音楽も大好きで、クラシック・ジャズ・フォーク等おじさんっぽいものが特に好きです。
歌の上手な人が好きなので、MISIAのライブチケットをあげたら、夫婦で嬉しそうに外出して行きました。
よかったね。
その音楽好きは、ポあねがどっぷり影響を受けました。
そんなポあねは、昔ギターを持っていた父にウクレレをプレゼント。
それ以来ウクレレを習い始め、父の初めてのウクレレ発表会を見に行ってあげたというポあね。
その発表会の帰り、突然ポいもに笑いかけてくるポあね。
「何だ?」
「お父さんのウクレレの発表会見に行って来たんだけどね」
ポあねよ…
自分でウクレレあげて、自分で習うよう勧めたのに。
失礼ですよ?それは。
父、相変わらず可哀想…
一方ポいもは、父の動植物好きを受け継ぐ。
そんなポいもに、中学生だったポあねは、ハリネズミのハリーというぬいぐるみをくれました。
当時まだ、ふわふわ生物を飼うことが出来なかったので、とても嬉しかったです。
昔、父は釣りもやっていました。
ふわふわしていない生物を飼うことは、かろうじて許可が出ていたので、ポいもも父に、くっついて川釣りへ。
タナゴというお魚を釣りにゆくのです。
とはいえ、家ではテレビの前でジッとする事は出来ても、一旦外に出ると大人しくしていられない幼きポいも。
一人タモを持って捕まえたタニシを握りしめ、走り回る。
おそらく、釣り人にとっては邪魔だったでしょう。
でも優しい釣り人のおじさんたち。
見守ってくれていました。
タモをバシャバシャしていたらカラス貝発見。
当時実家で飼っていたぽんちゃんが、我が家に来るだいぶ前。
ふわふわ生物は駄目でも、貝なら持ち帰っても大丈夫!
ポいもご満悦!
以来、母が生きたアサリを買ってくると、そのまま飼いたくなってしまいます。
母の目を盗んで、アサリに忍び寄るポいも。
アサリを持って逃げようとする。
「ポいも!アンタはあっちに行ってなさい!」
ポいものアサリは、母の手によって奪われ風呂場にしまわれてしまいました。