マメチュー先生の調剤薬局

マメチュー先生の調剤薬局

ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

思い立ったらすぐ行動

今日は布巾やタオルをお洗濯する日。

そう決めていたナメ江さん。

 

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なのに朝から雨がシトシト降っています。

 

ちょっとしたストレスに弱く、臨機応変に対応出来ないので、部屋干ししてでもお洗濯。


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背後をご機嫌さんで、フラフラうごめくスネ文さんは、お正月でもないのにお屠蘇を飲み過ぎたみたいです。

 

無病長寿になれるというお屠蘇。

数種の生薬をつけたお酒です。

 

お店では誰でも手軽にお屠蘇を作れるように、屠蘇散というものが売られています。

 

その屠蘇散を頂いていたのに、使うのを忘れていたスネ文さん。

 

急にお屠蘇を作り始めたのです。

思い立ったらすぐに行動をしなきゃ、気が済まない人たち。


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使ったアイロンも早く片したい。

でも熱くてしまえない為、またほんのりストレスを感じます。

 

ジッとアイロンが冷めるのを待っていたら、雨が止んだようです。

 

用事を済ませるため、お出掛け。

するとにゃこさん発見。

 

とっても可愛いにゃこさんなのですが、ナメ江さんの身体に、にゃこさんの毛がつくため、とるのが毎回大変。

 

その為、外出中の今はコッソリ隠れます。


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(嫌ダワ。コンナ私…)


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その日から数日間、お洗濯日和が続きました。

毎日身体も早く暖まります。


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そういえばナメ江さんは?


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肌カッサカサのナメ江さん。


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しかしこのままではナメ江さんが危険!

 

フロ次さんとにゃこさんが、一生懸命霧吹きを吹きかけてあげます。


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スネ文さんは、無邪気なにゃこさんを連れて外へ遊びに行ってくれました。

 

その間にフロ次さんが、干からびたナメ江さんにガマの油(ワセリン)を塗る事に。

 

すると壺の中から…


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「スネ文さんっ!?」


「死ンデル~」

 

それはスネ文さんの脱皮後の皮でした。

皮をお財布に入れておくと、お金が貯まるといわれています。

 

乾燥機を欲しがるナメ江さんの為に、お財布に入れようとしたのですが、入らなかった為、とりあえず壺に入れたのだろそうです。

 

ナメ江さんは、スネ文さんの気持ちだけ受け取り皮は、処分する事にしました。


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ほんのマメ知識ですが、蝉の幼虫が脱皮した後の抜け殻は“蝉退”という漢方薬になります。

風邪・発熱の他、皮膚の痒みや炎症に効くといわれています。