マメチュー先生の調剤薬局

ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

教えて!マメチュー先生③ その2 服用時間

“一応家でゆっくり休むように”とマメチュー先生に促され、帰宅したケイヒさん。

 

入れ替わるようにタマちゃんとクロ太さんが、マメチュー先生の元にやって来ました。

 

早く身体を大きくしたいクロ太さんは、たまにマメチュー先生お手製のスムージーを飲みに来るのです。

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美味しそうに、祈るように、そして難しそうな顔をしてスムージーをすすっています。

 

「マメチュー先生聞いても良いですか?」

 

「はい、何でしょう?」

 

「お薬を飲む時間だけじゃなく、食べ物を摂取するのにも、よりいい時間とかってあるんですかね」

 

「そうですね。納豆なんかは夜に食べた方が、より身体に良いと聞いた事があります」

 


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”ナットウキナーゼは、寝ている間に活性化して、血液をサラサラにするため頑張ってくれるのです”

 

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「食べたい時に美味しく食べるのが、一番ですよ」

 

「最近同じようなコトを言われました」

 

「お薬と食品は違いますからね。」

 

「でもお薬の服用時間には、詳しくなくて。教えて貰っても良いですか?」


「もちろんです。正しく薬を服用して貰うのが、私たちのお仕事ですから」
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“食前”

食事の20~30分前のこと

 

漢方薬は吸収を良くする為、食前に服用。

他、食欲を抑える薬・食物の消化吸収を抑える薬等は、食前に飲まないと効果がありません。


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“食後”
食後の20~30分後までのこと

 

食べ物と一緒の方が吸収が良くなる薬、消炎鎮痛剤等、胃がカラの時は胃を荒らしやすい薬が食後に服用した方が良い薬です。

食事をとると、十二指腸から胆汁酸が分泌されて消化吸収がされやすくなり、薬の効果が上がると言われています。

その他、薬を習慣として飲み忘れないようにする為、食後に飲むという場合もあります。


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“就寝前”
飲むと眠くなるもの、 
寝ている間に効果があるものは、就寝前に服用します。

 

これら定期薬以外にも“頓服薬”というものもあります。

症状・発作が出そうな時、出てしまった時等、必要に応じて使用します。
 
但し解熱剤や鎮痛剤等、効かないからと続けて使用したり、必要以上に使用したりはしないようにしましょう。