薬剤師をするかたわら、ミツバチさんたちを育てているてんまさん。
ファミリーで暮らす社会性昆虫の、ミツバチたち。
朝起きたら「おはよー」とか家族でいうてる。
きっとそう。
日がな一日、ボーッとしている虫とは生き方がだいぶ違います。
“チョウバエ”(モコついた体の小さき虫)とかさ。 排水回りでいつも何してるんですかね。 トイレ・風呂場でぼんやりしているようにしか見えません。
一方、ミツバチの女子は赤ちゃんや、おうちでゴロゴロしている男子たちに、ご飯を食べさせる日々。
そして、おうちの修復までこなします。
ケイヒさんが育てている、農作物の受粉もしてくれています。
西洋ではマルハナバチという蜂も、愛されているそうです。
喜びの感情もあるし、人に懐くとも言われています。
てんまさんも、ミツバチさんたちとは仲良し。
一緒に蜜源を探しに行きます。
そしてついつまみ食い、井戸端会議が始まります。
「うちの男たちってホント役立たずよね」
女子会でストレス発散。
「蝶々なんてあたしたちと違って、自分の分だけ食べてれば良いのよ」
「良いわよね、楽で」
「なのにずんぐりむっくりしてないのよね~」
「羨ましわよ、美しくて」
「花たちには“止まれよ、遊べよ♪”なんて言われてさ」
「あたしたちなんて、“池の回りに花が咲いた”って知らされるだけよ」
「失礼しちゃうわ」
「誰も取り合ってくれないの」
ミツバチさんたちのお話に花が咲きすぎたので、てんまさんはお仕事再開を促します。
「そろそろ他のお花探そう?」
「うん?お花?」
みんなが走って行った先には、小さな池がありました。
その回りにはたくさんのお花。
蜜源発見です。
「まぁ、うちの赤ちゃんたちの喜ぶわ!」
「やっぱり一人で暮らすなんて寂しいだけよね」
ミツバチの皆さんが苦労して作って下さる、美味しい蜂蜜。
自分の健康は、自分で管理する“セルフメディケーション”を行うには最適。
栄養たっぷり・副作用の無いお薬のような食材です。
蜂蜜の栄養を摂取するには、非加熱の純粋蜂蜜を購入しましょう。
・美肌、保湿効果
・疲労回復
・動脈硬化予防
・整腸作用
等々、蜂蜜には様々な効能があります。
特に有名なのが、殺菌・抗炎症作用。
消毒や、ヤケド、口内炎に効果があります。
のど飴にもハチミツ味は用いられ、ノドの痛みにもよく効きます。
注)
但し、一歳未満の赤んぼさんにはあげてはいけません。
ボツリヌス菌に対応出来ず、乳児ボツリヌス症を発症してしまう可能性があるためです。
症状が重篤な場合は、死亡例もあります。