猫さんはお出かけする振りをして、何気なく病院へ連れて行かなくてはいけません。
あなたたちは、わこ(犬)さんたちと違ってお外へ行く事イコール病院です。
大人しく自転車の荷台にいてくれないし。
バギーの中で静かに可愛くしてくれないし。
もちろん車の中でも「ニャーニャーニャー!」
前に車の助手席に「金髪の人が座っているなぁ」と思ったらわこさんだった事がありました。(アフガンハウンド)
「まさか?!」と思いました。
いやでもちょっと羨ましかったです。
なのでホントは一緒にお出かけしたいけど、行き先はやっぱり病院なのです。
「病院は怖くない」
そんな風に教えてあげられなかったからか、異常に病院を怖がるぽんちゃん。
と言うか普段から大げさなタイプです。
ちょっとシッポ踏んだだけで…
いやホントにフワッと触れただけ。
全く何、大声出してわめいてんの?
そんなぽんちゃんが具合悪そうにしている。
病院へ連れて行かねば。
病院への道すがら、ず~っと何か言っているぽんちゃん。
「今死ぬ訳にはいかないんにゃす。ぽんちゃんにはまだ食べるべきちゅ~ると、遊ぶべきネズミのオモチャがあるのにゃす。楽しみにしてるんにゃす。」
そして帰りはとっても大人しい。
家についたぽんちゃん。
凄まじいスピードでキャリーバッグを出て行く。
いずれ音速を超えて行けばいいさ。
注射1本でとっても元気。
ヤバめの成分が入っている可能性を考える。