マメチュー先生は気になっていた事を、トビーくんママに質問しました。
「トビーくんは粉薬をいつもどうやって飲んでいますか?」
「誰だ!お前はっ!」
「もう何度も会うとる。」
マメチュー先生はそんなトビーくんに、薬の飲み方を変更するように提案。
「トビーくん、もうお兄ちゃんになったしそろそろお薬、大人の飲み方してみる?」
そこへ意地悪まゆさん参上。
「ほぉ~。なら一人でトイレ行けんのか?夜中だぞ?」
「……行けるっ行けるねー!」
「すげぇ言葉に詰まってたじゃん、今」
「トビーくんは男の子だから、村を守る!ゴキからも守るっ!」
「村長かよ」
粉薬を目にした途端、躊躇するトビーくん。煽るの大好き!まゆさんの標的。このままで、良いのかな?
「一人で歯磨いてんのか?一人で寝てんのか?」
「おっお水で飲むの?」
マメチュー先生の助け船。
「最後にまたお水をゴックンと飲む。これだけです」
まだ勇気が出ない様子のトビーくん。まゆさんは、てんまさんをけしかけます。
「てんま行けっ」
「えっ、あっ、お兄ちゃんになったトビーくんが見てみたいな。」
「む~、飲むっ。おうち帰ったらゼッタイ飲む!」
「それから、痰を切れやすくする為に、水分もしっかり摂って下さいね!」
翌日。
一人で走ってやって来たトビーくん。
まゆさんのような薬剤師、近くにいないと良いですね!